ゴルフ弾道測定器のトラックマン4とは?測定できるデータや強みを徹底解説

ゴルフ弾道測定器のトラックマン4とは?測定できるデータや強みを徹底解説

「トラックマンが気になっていて、実際にどんな機能があるのか詳しく知りたい」というゴルファーは多いのではないでしょうか。

Trackman4は、PGAツアーのトッププロが最も使用する高精度な弾道測定器で、40項目以上の計測データやスイング解析機能を備えています。本記事では、トラックマン4の主な特徴や機能、メリット・デメリット、おすすめの活用方法まで網羅的に解説します。

ご自宅やインドア施設への導入の場合は、高額な投資になるため、導入前に正確な情報を把握しておくことが重要です。感覚だけに頼らず数値に基づいた練習で効率的にスキルアップしたい方、トラックマンを導入して集客を強化したいインドゴルフの経営者の方は、ぜひ最後までお読みください。

Trackman4の主な特徴や機能

Trackman4は、独自のレーダー技術と光学システムを組み合わせた高精度な弾道測定器で、場所を選ばず本格的な練習環境を構築できます。本章では、Trackman4の主な特徴・機能を3つ解説します。

トラックマン独自の技術による高精度の測定機能

Trackman4は、特許取得済みの光学強化レーダー追跡(OERT)技術を搭載しています。

通常の弾道測定器がインパクト前後のわずかな瞬間しかデータを捉えられないのに対し、Trackman4のデュアルドップラーレーダー技術は約6秒間にわたるボールの飛行全体を追跡します。そのため、屋外で利用する際、他社製品と比べて非常に高精度な計測をすることができます。

また、OERT技術によりクラブフェース上の正確なインパクト位置まで測定可能であり、クラブステッカーなしでも、クラブデータを計測ができる仕様となっています。

クラブデータ・ボールデータを40項目以上計測

Trackman4は、1回のショットから40項目以上におよぶクラブとボールのデータを取得します。

ヘッドスピード、ボール初速、打ち出し角、スピン量といった基本データはもちろん、フェースアングルやクラブパス、最高到達点や落下角、アタックアングルやダイナミックロフトなどの、詳細な情報まで分析が可能です。

豊富なデータを活用することで、多角的な視点で自分のショットを分析し、改善すべきポイントを明確に特定することができます。

軽量で持ち運び可能

Trackman4の重量はわずか2.8kgと軽量なため、屋外練習場や練習ラウンドなどにも、簡単に持ち運べます

当然、インドア施設やご自宅での設置も可能ですので、屋内・屋外を問わず本格的な練習環境を整えることができます。

屋内で使用する際は、スクリーンや打席マットのほかに、Wi-Fi環境、PC、スイング動画用のモバイル端末、プロジェクターを用意することで、ゴルフシミュレーターとして、利用することが可能です。

Trackman4を利用するメリット

Trackman4を活用することで、短いアプローチからドライバーショットまで、高精度に測定ができ、スイングの解析機能などと併用することで、プロと同じデータ分析が可能になります。

本章では、Trackman4を利用する3つのメリットを解説します。

チップショットからドライバーショットまで正確に測定できる

Trackman4は、2yd程度のピッチショットから350yd超のドライバーショットまで、あらゆる距離のショットデータを正確に測定します。キャリーしたポイントの測定精度は、100ydで±30㎝、160ydで±50㎝という高い水準を誇ります。

また、ボールの完全な3D軌道をリアルタイムで表示し、インパクト前後のクラブデータと打ち出し後のボールデータを照合が可能です。

トレーニングでは、クラブパスとフェースアングル、アタックアングルとダイナミックロフトのクラブデータを確認し、キャリー、打ち出し角、スピン量、最高到達点と落下角のボールデータを照合しながら、最適なショットに近づけていきます。

最大6方向からスイングフォームの正確な分析ができる

トラックマン用のカメラアプリをダウンロードし、本体と接続することで、スイングフォームを動画で確認できます。

最大6台のスマートフォンなどのモバイル端末を外部カメラとして同時接続ができ、三脚などを使い、ショットの瞬間を任意の6方向から多角的に撮影可能になります。正面、後方、側面など複数のアングルから自分のスイングを確認することで、気づきにくい問題点を発見しやすくなります。

また、スロー再生機能を使えば、テイクバック、トップ、ダウンスイング、インパクト、フォロースルーといった各フェーズを詳細にチェックできます。測定データとスイング動画を組み合わせることで、数値と実際の動きを照らし合わせながら、改善ポイントを視覚的に把握できます。

トッププロが信頼する機材を使用できる

トラックマンは、ミサイル追跡システムにも採用されるレーダー技術を搭載しており、軍事技術を活用することで、計測精度の高さは、これまでの一般的な弾道測定器とは一線を画す製品になりました。

さらに、PGAツアーとのパートナーシップにより、全試合の全ショットを測定しています。そのため、解析プログラムの開発用データの量の多さと質の高さは、トッププロからの信頼性を高める大きな要因となっています。

画期的で独創性のあるブランド力をもち、プロと同様に実戦に近い環境で本格的な練習が可能になるため、ゴルフ練習場やフィッティングスタジオなどに導入することで、高い集客力を発揮することができます。個人宅に導入すれば、ゴルフ仲間たちからの羨望の的になることは間違いないでしょう。

Trackman4を利用するデメリット

Trackman4は高性能な測定器ですが、本体価格と維持費が高額で、PC操作が必須となる点に注意が必要です。

本章では、Trackman4を利用するデメリットを解説します。

本体購入の初期費用と年間費用が高額になる

Trackman4の本体価格は約300万円で、弾道計測器の中でも最も高額な価格帯のモデルになります。スイングカメラ、PC、プロジェクターやスクリーン、さらに内装工事を含めると、総額で1,000万円以上になることもあります。

さらに、購入後も継続的な費用が発生し、ハードウェアの故障サポートとソフトウェア(シミュレーションゴルフ機能)のサブスクリプション費として年間10万円以上がかかります。

初期投資だけでなく、毎年のランニングコストも考慮する必要があるため、導入には相応の予算確保が求められます。ただし、プロレベルの測定精度と豊富な機能を自宅や施設で利用できる点を考えれば、本格的に技術向上を目指す方にとっては投資価値のある選択肢といえます。

PC操作がメインでUIが難しい

Trackman4を使用するには、専用ソフトウェアであるTPS(Trackman Performance Studio)をPCにインストールする必要があります。インストール作業は購入者側で行う必要があり、PCの操作に不慣れな方にとっては難しく感じる場合があります。

また、機能が充実しているが故に、操作画面も専門的な項目が多くなり、使いこなすようになるまでには時間がかかります。スマートフォンやタブレットのような直感的な操作には対応していないため、ある程度のPC操作スキルが求められます。

導入を検討する際は、サポート体制の確認や操作方法の習得をする必要があることも考慮しておきましょう。

アベレージゴルファーには使いきれない

Trackman4は、40項目以上におよぶクラブデータとボールデータを測定できます。プロやトップアマ向けの製品ですので、平均スコアが100台前半のアベレージゴルファーにとっては、情報量が多すぎてオーバースペックになる可能性があります。

基本的なデータ(クラブスピードやボールスピード、ミート率、打ち出し角度、スピン量など)だけでも十分な改善効果が期待できるため、細かな数値まで分析する必要性は低いケースが多いです。

また、屋内利用の場合、トラックマンは追跡型センサーになるため、打席に一定の奥行き(スクリーンまでの距離)が必要となります。距離がとれない場合は正確な数値を計測することができません。屋外で利用することがなく、打席のスペースも広めに取れない場合は、天井設置型のカメラ式センサーなどが適しているといえるでしょう。

トラックマンがおすすめの人

Trackman4は、細かなデータやスイング動画を分析しながら練習をしたい方、アスリート志向の競技ゴルファーやトップアマ、プロのフィッティングにも対応できるような専門的な商業施設を開設したい方に最適といえます。

本章ではその詳細について解説をしていきます。

細かなデータやスイング動画を分析しながら練習をしたい方

計測データ項目の多さはトラックマン4における最大の特徴の一つです。

ダイナミックライ(インパクト時のシャフトの傾き)やローポイント(スイング軌道の最下点)などのクラブデータや、パッティングのミート率やスキッドディスタンス(インパクト後にボールが滑り、順回転になるまでの距離)など、一般的な機器ではでは見れないデータまで可視化することができます。

また、定期的なソフトウェアのアップデートも行われており、項目の追加や、より細分化したデータが見れるようになっています。さらに、数値が動画と連動して見ることができるオーバーレイという機能や、専用アプリを使うことで、移動中などに空いた時間でスイングの分析が可能です。

ゴルフを通して、知的好奇心を満たしていきたいゴルファーには最もおすすめな弾道測定器といえるでしょう。

アスリート志向の競技ゴルファーやトップアマを目指すゴルファー

「トラックマンの計測数値はシビア」とよく言われます。ショットの計測データを見て、『思ったよりも飛距離が出ていない』といった時に使われる表現です。つまり、裏を返すと、精度が低く、本来よりも多くキャリーを表示させる弾道計測器やゴルフシミュレーターが多く存在しているということになります。

実際のラウンドで、『セカンドショットが狙ったキャリーから5~10ydズレた場合は失敗』といったレベルのゴルファーには、精度の低い弾道測定器やシミュレーターは、利用する価値が非常に低いといえるでしょう。

その点で、トラックマンは最も間違いのない選択肢の一つといえます。計測精度の高さに加え、ラウンドモードでは、風の強さやフェアウェイの硬さなど、好みの条件を細かく設定ができます。そのため、より実践的でスコアに直結するトレーニングをすることが可能になるのです。

専門的な商業施設を開設したい方

テーラーメイドやタイトリスト、ピンやキャロウェイ、ミズノや本間ゴルフなど、有名なメーカーのほぼすべてのフィッティングスタジオにトラックマンが導入されています。また、ゴルフだけでなく、メジャーリーグやNPBのすべてのチームで使用されています。

その為、一般ユーザーからの認知度も非常に高く、より専門的なフィッティングやトレーニングをしたいというニーズに応える商業施設を開設する際も、トラックマンは非常に信頼性の高い投資といえるでしょう。

ツアー出場経験のあるレッスンプロや、プロのフィッターが在籍している施設であれば、さらに、サービス力向上の面で、相乗効果をもたらすことができるでしょう。

Trackman4をインドアゴルフシミュレーターとして活用する方法

Trackman4は、弾道測定によるスイング解析だけでなく、スキル評価テストやゲームモード、非常にリアルなラウンド機能を備えています。専用アプリなどと組み合わせることで、戦略的かつ楽しみながら効率的な練習環境を構築できます。

コンバインテストによる実力の可視化

コンバインテストは、自分のゴルフスキルを客観的なスコアで評価できる機能です。

曖昧な感覚ではなく、明確な数値でスキルの良し悪しを判断できます。このテストを活用することで、苦手な距離帯を具体的に把握でき、どの番手やシチュエーションで課題があるのかが明らかになります。

定期的に測定すれば練習の効果を数値で確認できるため、上達の実感を得やすくなります。また他のゴルファーの平均スコアと比較することで、自分の立ち位置を客観的に理解し、目標設定にも役立てられます。

ゲームモードを使って楽しみながら練習を習慣化

ゲームモードでは、楽しみながら技術を磨ける多彩なコンテンツが用意されています。

主なゲーム機能は以下の通りです。

  • ブルズアイ:ピンに近づけるほど高得点を獲得でき、都会の高層ビル屋上などユニークな舞台でプレー可能
  • ストリート・オブ・ネオン:障害物を避けながらパターで攻略するミニゴルフゲーム
  • HIT IT! ドラゴン:1ラウンド3球で飛距離を競い、スイングのパワーと正確性を試せる
  • ニアピン:ショートホールでニアピン勝負を楽しめる

単調になりがちな反復練習も、ゲーム要素が加わることで継続しやすくなります。ジュニアゴルファーにも楽しみながら自然とスキルアップできる点が大きな魅力です。

コースモードを使ったよりリアルな環境での練習

コースモードでは、ドローンマッピング技術により実在するゴルフコースを精密に再現しています。美しい景観と正確なコースデータが組み合わさることで、まるで実際にラウンドしているかのような臨場感を味わえます。

起伏やハザードの配置、グリーンの傾斜なども忠実に表現されているため、より戦略的なコースマネジメントの練習が可能です。太平洋クラブ御殿場コースや川奈ゴルフコース、フェニックスカントリークラブなどが収録されていますので、ラウンドの機会があれば、コースの下見として活用することもできます。

また、普段行くことができない世界の有名コース(ロイヤル・カウンティやセントアンドリュース、ペブルビーチなど)を、自宅にいながら本物さながらのラウンド体験ができる点も、ゴルフ好きな方にとっては最大の魅力の一つといえるでしょう。

トラックマンゴルフアプリを使った戦略的な練習

専用アプリでは、シミュレーションゴルフの平均スコアやドライバー飛距離、フェアウェイキープ率などを確認できます。

主に以下3つの練習機能が備わっています。

  • ショット計測
  • パター計測
  • パフォーマンスセンター(旧テストセンター)

ショットとパターのデータは30項目以上にわたって計測され、詳細な分析が可能です。自分の弱点を数値で明確に把握できるため、闇雲に練習するのではなく、改善すべきポイントに絞った戦略的なトレーニングができます。

継続的にデータを記録することで、成長の過程を可視化し、モチベーション維持にもつながります。

トラックマンをシミュレーターとして活用しスキルを上達させよう

Trackman4は、高精度な測定機能に加えて、コンバインテストやゲームモード、リアルなコース再現など多彩な機能を備えた総合的なゴルフ練習システムです。40項目以上のデータを分析しながら戦略的な練習が可能になります。

ゴルフシミュレーターは時間や周囲の環境に左右されず、自分のペースで練習が可能です。正確なデータ計測をもとに、より高いレベルを目指し、スキル向上に活かしましょう。

本体価格は高額かつ一定のスペースが必要とはなりますが、プロと同等の環境で本格的な練習を継続したい方、データに基づいた科学的なアプローチでゴルフを上達させたい方にとって、Trackman4は最適な選択肢となります。

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